高橋竹山さん

津軽三味線奏者の二代目・高橋竹山さんが先日ラジオのゲストにお越しくださいました。
その竹山さんが5月27日に上野の「東京文化会館小ホール」でCHIKUZAN二代目襲名・二十周年記念コンサートを開催されます。私も伺います。
竹山さんは幼い頃に三味線に出会い11歳で稽古をはじめたそうですが、17歳の時に津軽三味線の初代・高橋竹山のLPのレコードを聴いたことがきっかけで弟子入りを志望し18歳で内弟子となり、陸奥湾に面する青森県平内町で内弟子生活をスタートします。
初代の演奏も私は何度か聴かせていただいているのですが、青森弁でのトークも素晴らしく”日本的”な津軽三味線が時にはポルトガル伝統歌謡であるファドのような音色だったり、スコットランドの民謡のようであったり・・・ジャズのテンポだったり・・・と心をわしづかみにされます。
竹山さんは内弟子生活6年を経て自立。その後も師匠とともに渋谷ジャンジャンをはじめアメリカやフランスでも演奏し「エジンバラ・フェスティバル」やアメリカのジャズフェスティバルにも参加し、数年前にはアイルランドの詩を津軽三味線で歌にもなさいました。
『竹山の魂を引き継ぐ二代目の新たな夜明け!』とパンフレットには書かれています。さまざまなジャンルの音楽家、舞踏、新劇の人々と共演し三味線と唄の新しい世界を聴くことができます。
東京文化会館 小ホール
5月27日(土)14時 開演 全席指定
詳しくは、「二代目高橋竹山オフィシャルウェブサイト」をご覧ください。

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