人の絆、そしてコミュニティー

かけがえのない多くの人命と営々と築きあげた暮らしが一瞬にして失われ、数十万もの人々が被災しました。日本観測史上最大の地震であり、第2次大戦直後の困難にも匹敵する災害ともいわれています。
これからもずっと生きていくはずだった多くの人々の無念さ、そしてその家族や友人のことを思うと、その哀しみの重さと深さに胸がつまります。
この小さな島国で、それは私やあなたであったかもしれないのです。
その中で、日本人の行動やモラルに賞賛の声が世界中から寄せられています。他国ならこうした状況下で、混乱に乗じて起きうる略奪や暴力がなく、人々は肩を寄せ合い、礼節を以って互いに助けあっている。
地域共同体が今も生きていたに違いない地域だけでなく、地方の主要都市でもまた、人々は集団を作り、集団が個人を守りつつ、困難さに立ち向かっています。
共同体というものを信じる気持ちが日本人の誰の中にも残されていたということを、はからずも知らされたような気がします。
この国で「人の絆、そしてコミュニティー」は必ず再生できます。
人々の笑顔が輝く日を取り戻すために私たちに何ができるか、ひとりひとりが問いかけてほしいと願います。

東北関東大震災

被災地・被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
この度の「東北関東大震災」において多くの方々が災害に遭われ、
心よりお見舞いを申し上げます。
津波によって町を飲み込まれてしまった人たち。
先日、帯広からの帰りに上空から太平洋沿岸を飛んでまいりました。
眼下に広がる光景は想像を絶するものでした。
瓦礫が一面に広がり、田畑は海水に浸り、被災者の皆さまのことを
考えますと胸が張り裂けそうです。
東北には多くの農山漁村の友人達がおります。
被災者救助をはじめ多くの方々が全力で尽くしてくださっておられます。
その全ての方々に感謝の意を表します。
明後日(土)は大船渡市からのお招きで伺うことになっておりました。
皆さんの安否も本当に心配です。
毛利元就の三矢の訓で「百万一心」という言葉がございます。
この災害に私たち一人ひとりが一致団結して、立ち向かっていきたいと思います。被災地においては一日も早い復旧と、皆さまのご無事を心よりお祈り申し上げます。
                            
浜 美枝

Mie’s Living ~ 春の催事のお知らせ

箱根の山は、毎年気が抜けない春の大雪に見まわれ、
木々のつぼみもこごえているようです。
それでも春の気配を日に日に感じられるようになりました。
この雪が完全に溶ける頃には、「箱根やまぼうし」も
また本格的に始動いたします。
私もとても楽しみにしている「季節の催事」は
Nefer Galleryさんの 「イエメン・ジュエリー~Sheba Collection」。
昨年末に展示会をご一緒させていただいたNefer Galleryさんと
今年も素敵な企画をご一緒させていただけることになりました。
そして石井麻子さんのニット・アート展「箱根の森の天使たち」と続きます。
昨年は秋・冬もののニット作品でしたが、今年は5月開催ということもあり、
春・夏もののコレクションです。
前回とはまた違った石井さんのラブリーな作品を皆さんにご紹介いたします。
それに先立ち、まず、2011年の最初を飾って下さるのは、柳家三三師匠をお迎えしての「箱根三三落語会」。小三治師匠のおっかけを自称する私は、三三さんの落語もよく聴かせていただいており、三三師匠の落語でやまぼうしの今年のスタートを飾ることが出来ますことをとても嬉しく、楽しみに思っております。
前回もご案内させていただきましたが、会場の都合で30名様限定の贅沢な会でございます。若干のお席の空きがございますのでご希望の方はどうぞお早めにお問い合わせくださいませ。
http://www.mies-living.jp/events/hakone_sanza_rakugokai.html

浜美枝のいつかあなたと ~香山リカさん

文化放送 浜美枝のいつかあなたと (日曜10時半~11時)
今回のお客様は、精神科医の香山リカさんです。
香山リカさんは1960年、北海道のお生まれ。
東京医科大学を卒業後、精神科医としてお仕事をされているほかに、
臨床経験を生かした社会批評などの執筆活動も多くされています。
今回は、スリランカ出身の僧侶、アルボムッレ・スマナサーラさんとの共著「生きる勉強 (サンガ新書)」について伺いました。
西洋医学の専門家である香山さんと、仏教の長老の対談は大変興味深く拝読いたしました。 本の帯に
「軽く生きること。そのために必要なことは、人間としての勉強」とあります。
「軽く生きる」とはどんなことですか?と伺いました。
「重荷を背負わないで自分らしく生きることが大事ですね」
香山さんは、日本では「患者さんと一緒に泣くカウンセラー」や「精神科医」がいいとされていますが、それはプロからみれば「違う」とも仰っています。
「生きる勉強」の中で「豊かさとは何か」についても発言なさっています。
ラジオをぜひお聴きください。(放送は3月6日)
2本目は香山さんご自身の精神科医として、また個人として素敵なお話を伺いました。
「しがみつかない生き方」
多くの患者さん(それも多くの女性)をご覧なってきて思うこと・・・。
50代~60代になって「自分はどうあるべきか・残りの人生をどう歩むべきか」を考える人が多いそうです。(放送は3月13日)
“人間の心”に子供のころから興味をもっていらしたそうです。
こちらの放送もぜひご期待ください。
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