毛のない生活

幻冬舎でプロデューサー、編集者として文芸から芸能まで幅広いジャンルの書籍を担当し、数々のベストセラーを世に送り出した元敏腕編集者・山口ミルコさんをスタジオにお迎え致しました。
文化放送「浜 美枝のいつかあなたと」(日曜10時半~11時)
生放送の時代から数えるとこの番組も4月で14年目になります。
誰にとっても人生は出逢いの連続です。
誰かと出逢うことで知らされる道しるべの多いこと!
自分が熟慮と綿密な行動計画で歩く道を選択しているかというと、決してそればかりではなく、ある日、ふと出逢った人に人生の重要なヒントを与えられ、そこから違う生き方が開けてくるようなことがあると思います。私などは、その最たるもので、一人の考え休むに似たり。
多くのことを、多くの人に教えられて、今日まで何とか歩いてこられたように思えます。
この番組では毎回素敵なゲストをお招きしております。
この番組は私の大切な”宝もの”です。
山口さんは1965年、東京都生まれ。
今から3年前に幻冬舎を退社し、その直後、乳がんが発覚しました。
スタジオに現れた山口さんは溌剌となさり、「毛のない生活」からは卒業。
笑顔がチャーミングな素敵な方。
現役時代、山口さんは五木寛之さんの「大河の一滴」、さくらももこさんの「ももこの おもしろ健康手帳」といった話題の本をたくさん世に送り出しておられます。
ご自身の闘病生活を綴った「毛のない生活」(ミシマ社)を上梓。
絶望の淵から希望を見出し、毎日を真摯に生きる姿が読者の共感を呼んでいます。会社を辞めてフリーランスになってからの闘病生活。帯にはこのように書かれています。
「毛=髪の毛、陰毛、自分を守ってくれるものたち(会社やお金)のある生活」から「毛のない生活」へ。再び、「毛のある生活」へ戻ったとき、著者は別人になっていた。
山口さんはおっしゃいます。
「これまでとは違った生き方をするの。乳がんの手術を受けたとき、もう今まで続けてきたクラリネットとサックスの演奏は無理・・・だと絶望したけれど、強引に復帰したの」。時には「どうして私にはこんな試練があるの?」・・・とも思ったそうです。
華やかな世界から取り残され、「もう自分は誰にも必要とされていないのではないか?」そんな不安にかられたこともあるそうです。
分かるような気がいたします。
治療は過酷だけれどガンは血液の病気で、見つかったなら、死なずに済んだのだと喜ぼう。そして死なずに生きているのだから、きっと何か使命がある。
そうおっしゃる山口さんの笑顔が輝いていました。
詳しくは番組をお聴きください。 放送は4月22日です。
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