『たのしい生活のうつわたち』

箱根の我が家・やまぼうしで素敵な展覧会が始まりました。

たかはししょうぞう&永順
たのしい生活のうつわたち ~ 花の器・食の器・草の器
一昨年に続き、2回目の展覧会です。
森の静寂の中に天使が舞い降りてきたような・・・
身近にある美しいもの、淡いいのちをいとおしむ感性、
それがお二人の作品です。
前回の展覧会のときに省三さんはひらめいたのだそうです。
「この森の苔の生命力を器に盛ってみたい・・・」と。
花器も、大皿・小鉢・お抹茶碗などなど、そして野の草を活けこんだ鉢。
壁には永順の素敵な花の絵。
ラブリーな空間に身を置いていると心から幸せを感じます。
でも、省三さんはおっしゃいます。
「昨年の3月に起きた大震災の後遺症は今なお癒えることはありません。
僕のような「アトリエ陶芸家」としては電力事情などで焼成に躊躇が
ありましたが、皆さんに強く背中を押された感がありました」と。
“美しいものに出逢う”それは、とても大切なことですね。
箱根は山桜が満開です。
会期中は省三さんも永順さんも会場におられます。
ぜひお遊びにお越しくださいませ。
2012年4月25日(水)~30日(月)
11:00~17:00(最終日は16:00)