亜麻の花咲く町

北海道・当別町に行ってまいりました。
「浜さ~ん、亜麻の花が咲きましたよ!」とのお誘いを頂きました。
“亜麻色の髪の乙女”という歌がありましたよね。どんな色なのかしらと、ず~と思っておりました。亜麻色の髪というのは花の色ではなく、花が散ったあとの種子と茎が栗色、あるいは金色で、花は薄紫にブルーがかかったような色です。この美しい一輪の花の命は はかなく早朝から半日で散ってしまいます。
亜麻の種が日本に入ってきた年代ははっきりしないのですが、2つの説があると言われています。一つは元禄時代に薬物植物として江戸王子の薬草園で栽培されていた。もう一つはキリスト教伝来時(1549年)、西洋医術と同時にオランダ船により輸入されていた。どちらの説とも古い歴史があります。
古代ギリシャの医学の父、ヒポクラテスは「亜麻種子」を食べると胃腸の不快を解消するとして栽培を推奨したようですし、古代エジプトでは亜麻の布は「月光で織られた布」と呼ばれ広く神事にも使われていたそうです。かつてエジプトではミイラを包む布として、また女性の下着やシーツなどリネンとして肌触りがソフトだったので使われていたとか。
じつはこの町は、私も審査委員をしております”美の里づくりコンクール”で審査会特別賞を受賞されているのです。途絶えてしまった亜麻をもう一度復元させようと、農家の若手が立ち上がり、民間企業と農家が連携して亜麻の生産が始まりました。それを行政がサポートする。無農薬での栽培ですから、雑草や害虫との闘い。熱心なリーダーのもとで様々な活動が評価されたのです。
亜麻を全国に発信し、収益も上げ始めたそうです。札幌の大学生も時には除草の手伝いにみえるとか。
地域づくりはこうした連携プレーが大事なのですね。今後、亜麻の花を見に来る方、亜麻のオイルやリネンが全国に知られるように・・・と願っております。
私が伺ったときも初夏、花の開花期に合せて「亜麻まつり・イン 当別」が開催され、都市と農村の交流が行われていました。
よみがえれ!亜麻の花
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「亜麻の花咲く町」への3件のフィードバック

  1. セサミンのコマーシャルみました。浜さんらしくて素敵です。ごまは身体にいいですよね。今夏の私の目標は夏ばてしないです。普段の生活に注意してこれからの季節を乗り越えていきたいと思っています。あまの花の存在始めてしりました。無農薬で身体にとてもよさそうですし昔の良いものを継承していくすばらしいことですね。

  2. さくらさん
    猛暑の日々、お元気にお過ごしのとのこと嬉しいです。
    「セサミンE」のコマーシャルご覧頂きありがとうございます。
    「食は命」をコンセプトに日本の食を見直す・・・そんなテーマ
    でのコマーシャルです。
    私自身、「セサミンE」は納得できます。
    ”ごま”ってとても大切なのですよね。
    私の年齢(66歳)はいかに健康に自分らしく暮らしていけるか、
    がテーマです。
    これからもお互いに「自分らしく生きて行きたい」ですね。

  3.  先日は当別町の亜麻の畑を見ていただきありがとうございます。前日までずーと雨。翌日も土砂降りの雨。浜さんが来てくれた日だけが雨も降らず、無事に亜麻まつりが開催。奇跡の女神です。大感謝。
     今年の北海道の夏は例年にない高温多湿。除湿機がバカ売れで、電器屋さんがホクホクのニュースがありました。でも、亜麻畑は大変です。病気と害虫の発生が始まり、草は、除草が追いつかないほどはびこっています。無農薬栽培はやはり大変です。
     亜麻もやっと認知度が上がり、北海道で市民権を得られるところまで来ました。最初は大麻と勘違いされ「栽培してつかまらないか」と心配されたんですから。これからも北海道の亜麻をご支援ください。
    亜麻色は、正確には茎から採った繊維、左下の写真の生糸の色です。
    「亜麻色の髪の乙女」の元祖、清水道夫さんも「今まで知らなかった」と言ってました。

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