LA BELLE TABLE&大皿展

初夏の心地よい季節、今年もまた箱根の我が家で京都「ギャルリー田澤」の展覧会が開催されています。第4回目のこの夏は ”LA BELLE TABLE&大皿展”と題し「和蘭陀食卓」をメインに、夏から秋にかけてのエキドチックなテーブルが広がります。
古伊万里の大皿、鉢、オランダ・デルフト、ブリストル、バカラ、ルネ・ラリック、デルボー、クロス等 「ギャルリー田澤」の放つ輝きは特別なものです。
そして、素晴らしいコンセプトのひとつに、”日常に使えるもの”を扱っていることです。ですから、全てのものが綺麗に洗われ、磨かれ、家に帰ってすぐ使えるのです。
「最も大切なことは、普段、日常のなかで、季節感と取り合わせを考慮して、好きなもの、とっておきのものを使うことだと思います。その上で客さまに喜んでいただけるものはなにかと考えるのです」と田澤ご夫妻はおっしゃいます。
“遊び” ”発見” ”感動” のようなものが感じられる素敵な展覧会です。
8月1日(土)まで開催しております。

そして、来月の展覧会のお知らせ。
岡鶴太郎展「こころ色」が開催されます(09年8月22日~30日)
鶴太郎さんの作品には、暖かな小さな命がふくふく息づいていて見る者を自然の中にいざなう豊かさと優しさがあります。鶴太郎さんの作品に触れるたび、私は「作品は人なり」と思わずにはいられません。
毎日、見ていたくなる・・・。
暮らしの美を再発見する・・・。
共にこれからの時間を過ごしたくなる・・・。
どうぞ古民家を再生した箱根の我が家で出逢ってください。
詳しくはホームページにアクセスしてください。

「LA BELLE TABLE&大皿展」への1件のフィードバック

  1. 田澤氏のお店は 自転車での通勤路 よくウィンドウを覗きます。
    日経の記事 その土地で育まれた郷土料理と云うのは少なくなりますね。農や料理に付いても些か掲載記事が有りますのでご披見下さい。
    http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200611090000/
    ・・・・長寿 長生きに食の関わる部分は大きい 長い営みの中で作り出された長寿地域がグローバリゼーションの猛烈な侵蝕で潰れつつある。長寿食文化が守るべき『世界文化遺産』 無形文化版として位置づけが、ユネスコの後援理由である。世界規模の研究 特にフィールドワークには WHOやユネスコは黄門様の印籠の役を果たすらしい。
    我々の食生活も昔に比べると随分変化してきた。病に負けない栄養価の高い食生活で長寿を手に入れたが 健康で長生きしなければ意味が無い。毎日が昔のお正月のような食事をして、肥満・高血圧・高血脂症 メタボリック症候群云々が世間の関心事になっている。数値は個体差があり 其れに拘ることよりその根源を皆が知る事が大事と思う・・・
    『食に関わる病理学を 文化と捉えたところに 家森教授の真骨頂がある。』
    http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200605180000/
    ・・・年平均温度が 10度と20度では旨いと思う舌のベースが違うのが当然だ 調達できる材料の問題もある。名物に旨いもの無しは、普遍性の無い固有の食文化を 名物として人が受け入れていたよき時代の物語である。
    今の名物は皆それなりに美味しい。しかし横並び個性は感じられない

コメントは停止中です。