感謝をこめて

家でインターホンが鳴ると、孫と遊んでいる時などは一緒に出ていきます。確認してドアを開けると、5歳の孫は相手の顔がすぐにわかり、その方の名前を呼んで、「こんにちは!」と挨拶します。宅配便の担当者の方です。

いつも、お世話になっております。これからは、来ていただく頻度が一層多くなりそうです。日常の生活がどれほど助けられているかを、この1ヶ月で改めて実感しました。

”出歩かないでください!”と子供たちから厳命?をうけていますが、やはり気にいった本は読みたい。でも、書店には行けないとすれば、やはり、取り寄せですよね。

今、ワインを楽しむのは勿論、自宅です。以前から信州育ちの”日本ワイン”を愛飲している私は、取り寄せの、”宅飲み”が専門となりました。豊潤さを満喫し、信州を応援するためにも、”日本ワイン”を一人静かに、いただいております。

このところ、季節が段々暖かく、いえ、暑くなってきました。こうなると読書やワイン、時には家のベランダに出たいですよね!ということで、先日、シンプルなデッキチェアを取り寄せました。それほど高くなく、とても気に入っております。

ところで、各地の農村女性から貴重なものを送っていただくことがあります。「キムチ漬けましたよ」「よもぎ餅作ったわよ」「山菜採ってきました。たらの芽とこごみよ!」これらはみな、土の匂いの消えない、自然の恵みです。

この30年、農と食をテーマに農村女性との研究会や研修旅行を続けてまいりました。その仲間たちと結んだ絆、繋がりこそが私にとって大切な財産となっています。

「家にいましょう!」はこれからも、まだまだ続きそうです。その中で、少しでも心豊かに過ごすにはどうしたらいいのか?おそらく、私たちが一人一人が問われているのでしょう。

読書もワインもデッキチェアも、そして農村の豊かな生産物も、日常の暮らしを彩る数え切れないほど多くのものが、宅配便の方々の手によって届けられています。感謝の念を決して忘れることはできません。

日が長くなってきましたね。まだ明るい夕方ですが、少し飲むことにいたします。

「感謝をこめて」への3件のフィードバック

  1. おはようございます。
    横浜で呉服屋の4代目女将をしております。
    主人も私も沖縄の染織が大好きで、主人は沖縄の作家さん達と染織のルーツを訪ねアジアの奥地へ研修の旅に毎年参加しています。素晴らしい花織拝見しました。与那嶺さんの言葉を聞き、涙が止まりません。呉服屋に嫁いで40年近く。代々の女将も、二度の大戦や、関東大震災など、苦しい時を乗り越えて来ています。主人の父は関東大震災で倒壊した家の梁の下敷きとなり、太平洋戦争では3回焼け出された。とよく申しておりました。血はつながっていないけれど、店を通じて不屈のDNAは自分に流れていると信じてこのピンチを切り抜けなくては。あの世に行ったときにご先祖さまに顔向けできませんものね。ご先祖の力を借りてじっくりと糸を見つめほどいてみます。ふんばりどころでございます。本当に今朝のテレビを見ていてよかった。浜様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

    1. 我妻あけみさん

      NHKの演芸図鑑をご覧いただきありがとうございました。
      呉服屋に嫁がれ40年、しっかり家業を守られているご様子。
      私も着物は大好きです。
      とくに、沖縄の染織や織物など魅力的ですね。
      素晴らしい工芸にはそれを守る方々がおられ大変なご努力をなさっておられますね。
      与那嶺貞さんのところには20近く通わせて頂き、多くのことを学びました。
      どんな困難にも、明るく前向きに生きる姿には勇気を頂きましたし、大勢の後継者を育てられたことにも心から尊敬しておりました。
      琉球王朝から続いてきた歴史、織物、これからも大切にしていただきたいですね。
      文化は受け継がれていくでしょう。

      今は大変な時期ですが、お身体ご自愛くださいませ。

      浜 美枝

  2. 浜美枝様

    温かいお言葉ありがとう存じます。
    なにかのかたちでお目にかかれる日を楽しみに、今を過ごしてまいります。

    我妻あけみ

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