『食と農でつなぐ』

東日本大震災から、もうすぐ4年。心豊かな生活があった福島。そこでの生活を長年支えてきた女性農業者「かーちゃん」たち。その、かーちゃんたちがスタートした「かーちゃんの力・プロジェクト」。会長の渡邊とみ子さんはおっしゃいます。(彼女は飯館村から福島市に移りましたが思いは飯館村にあります)
「原発災害で全てを失ったかーちゃんたちが立ち上がりました。悔しくって沢山泣いたけれど、かーちゃんの味と技を埋もれさせたくないという強い思い!人間としての生きがいづくりのために頑張るかーちゃんの姿は地域を元気にします」と。
原発事故で避難を余儀なくされた町や村には「かーちゃんたち(女性農業者)」が地域の特産品や加工食品を作り販売する場所がありました。農家民宿で手料理でもてなし都会の人々との交流もはかってきました。厳しい自然環境のなかで生きていくための仕事の場、しかしそうした環境を奪われ、その知恵や技をどう生かしていったら良いのか・・・。
そこで福島大学小規模自治体研究所とともに「かーちゃんの力プロジェクト協議会」を立ち上げ、かーちゃんたちの力・知恵を活かす場をつくりました。その中心的役割を担っていらっしゃる福島大学教授・岩崎由美子さんをラジオのゲストにお迎えし、お話を伺いました。
早稲田大学大学院・法学研究科卒業後、1991年、社団法人「地域社会計画センター」研究員となり、 福島大学助教授に。現在は行政政策学類教授。この度、同じく福島大学の塩谷弘康教授と「食と農でつなぐ 福島から」をお書きになりました。
「福島の今を考えることが、日本の未来を考えることにつながってほしい」そんな思いで書かれた本です。
故郷はいま・・・・・・阿武隈地域は、26市町村にまたがる標高200~700mの丘陵地帯です。しかし、原発災害により、住居が制限されたり、県内外に避難している人もいらっしゃいます。飯館村には私は25年ほど前に何度かお訪ねしました。官民一体となって首都圏の人々の「田舎暮らし」をサポートし、素晴らしい町づくりをしてきました。
「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」では、世界のなかでも厳しいといわれているウクライナ基準(野菜1キロあたり40ベクレル未満)よりさらに厳しい基準を設け、1キロあたり20ベクレル未満の食品のみロゴ入りシールを貼って販売しています。
これまでつちかってきた、かーちゃんたちの技を活かし、「こころざし」とビジネスのバランスをとり、営利事業だけではなく、食文化の継承・発信や、仮設住宅支援など「経済的自立」のための仕組み作りもしている、と岩崎さんはおっしゃいます。
森の恵み、豊かな大地、澄んだ水・・・・・
自然と共にあった暮らしを突然奪われ辛く苦しい日々だけど、仲間とつながればなんとかなる!かーちゃんたち(女性農業者)は、手を取り立ち上がりました。あぶくま地域の味、かーちゃんの味をみんなに食べてもらって福島を元気にしたい。故郷の仲間たち、そして、とーちゃん、じーちゃん、ばーちゃん、こどもたち・・・みんなの笑顔のために今日も元気に腕をふるいます。(プロジェクトの活動より)
全国からも多くの応援があるそうです。
ラジオは2週にわたり放送いたします。
文化放送「浜美枝のいつかあなたと」
日曜日10時半~11時 3月8日と15日
岩崎さんの本「食と農でつなぐ 福島から」は岩波新書から好評発売中です。
サポーター会員の募集について
年会費1万円で、かーちゃんたちが作った故郷の味を、夏と冬の年2回(1回につき3千円相当・送料込み)でお届けします。4千円分はプロジェクト活動費として商品開発や研究費。活動内容はHP内のブログなどに掲載されています。
TEL 024-567-7273   
FAX 024-567-7283
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