ロニ・ホーン展

水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?

ロニ・ホーン現代美術家…名前は聞いてはおりましたが、作品を観るのははじめてです。

1980年代から40年。初期から「自然」をモチーフにしてきたロニ・ホーン。今回は「水」がテーマです。私の住む自宅からはバスを乗り継ぎ50分ほどで美術館に着きます。

強羅のバス停には週末ということもあり、アートが好きそうな若者が並んでバスを待っていました。国内の美術館では初の個展です。

彫刻や写真、ドローイングなど、その世界は多彩です。テームズ河 アイスランドなど、彼女が魅入られたアイスランドは静寂のなかに身をゆだねその雄大な空間に異次元の世界を感じます。

現代アートは多くを語ってはいけない…と私は思っております。”観た人が感じる”ことが大切だからです。

会場に足を踏み入れると森を望む大窓に面した空間に、8個の円形の立体と外の自然とが重なり美しい風景です。そして、歩を進めていくとロニ・ホーンの世界が広がります。その無数のバリエーション。そしてビデオで語る彼女のパフォーマンス。

都市やテクノロジーから少し距離をおき 自然の中に身を置くことで見えてくる世界があるのかも知れません。

「孤独と静かに向き合う時間」とも書かれていました。   会場を後にして美術館屋外の森の遊歩道に展示されているガラスの彫刻作品。

皆さまは何を感じますか。
今回の会場は全て撮影が可でしたので、写真でお楽しみください。

https://www.polamuseum.or.jp/

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