鎌倉 明月院

梅雨に入り、まだ雨は少ないですが、この時期はあじさいの花が満開になり、しっとりとした美しい季節でもあります。
先日、早朝バスで箱根の山を下山し、大船経由で北鎌倉の「明月院」に行ってまいりました。駅から路線伝いを歩き途中から左に山合いにおれ10分ほど歩くと「紫陽花寺」とよばれる明月院に着きます。ちょうど見ごろを迎えていました。


明月院は臨興寺の庵として約850年前に北条時頼公によってこの地に建立されました。江戸時代には、既に住職がいない状態だったので、現在は明月院のみが残されています。国指定史跡です。
6月上旬から7月中旬頃が開花時期ですが、今年は1週間ほど遅れているのでこの週末から来週までが見頃だと思います。
『明月院ブルー』といわれるように庭一面、どれも濃い青色です。院内には約2500株が咲くと言われています。どれも「ヒメアジサイ」という日本古来の品種です。土地の酸性が強いと青くなるといわれます。そんな環境で「明月院ブルー」になったのでしょう。


禅寺である明月院には「悟りの窓」と呼ばれる丸窓があります。ここからの眺める本堂裏のお庭も美しく四季折々の風景はまさに「悟り」の窓にふさわしいです。裏には枯山水。さらに奥には今が見ごろの「花菖蒲」が美しいです。


この季節は訪れる観光客が多いので、朝早めに行くことをおすすめいたします。そして、この季節は、足元が滑りやすいので履き慣れた靴、動きやすい服装でお出かけください。
アクセスは大船駅から横須賀線で1つ目の「北鎌倉駅」で下車します。
拝観時間は(9時~16時まで)6月は(8時半~17時まで延長)
秋はキンモクセイ・ヒガンバナ・ハギなど、モミジの紅葉もとても美しいそうです。また秋になったら出かけてみたいです。

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