『日本の工芸 その伝統と未来』展

美しい紅葉で彩られた箱根の山、これから本格的な紅葉がはじまります。
「秋山明浄にして装うが如く」と申しますが、四季折々の自然に抱かれた暮らしは、現在の私の人生を”実りの秋・収穫の秋”と実感させられます。
そんな晩秋にふさわしい展覧会を『箱根やまぼうし』で開催いたします。露木清高さんと伊東建一さんのお二方による「日本の工芸その伝統と未来」と名うっての素晴らしいコラボレーションです。
地元・箱根の寄木細工の清高さんと京都・御所人形の建一さんのお二人。寄木細工は江戸の末期、箱根で生まれた伝統工芸です。清高さんは4代目。伝統を踏まえつつも現代の暮らしにもスムーズに使えるモダンさを兼ね備えた作品は海外でも高く評価されています。使えば使うほどにその良さが心を豊かにしてくれます。
建一さんは300年続く「有職御所人形司 伊東久重家」のご長男。京都に生まれ、父・久重氏のもとで本格的に御所人形師の道に入られました。こうして若い工芸作家の世界お迎えし、我が家の木々は喜んでいます。
「今という時代」にふさわしい作品の数々をぜひ紅葉の美しい箱根でご覧ください。初日はお二人と私のギャラリートークも開催いたします。
詳しくは箱根やまぼうしのHPをご覧ください。
お越しをお待ち申し上げております。
箱根やまぼうし 公式ホームページ
http://www.mies-living.jp/events/2016/exhibit201611.html

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