謎のアジア納豆

納豆って、日本だけで作られているんじゃないの?と思われる方がいるかもしれません。私もアジアの国々、インドなどを旅すると豆の料理はふんだんにありますから、納豆があっても不思議ではないのですが、まさか・・・こんなにアジアに納豆があることは知りませんでした。
『壮大な納豆の旅』に出かけた方がいらっしゃいます。それも3年もの時間をかけ、辺境作家が目指した最後の秘境。タイ北部チェンマイで食べた納豆スープ、ミャンマー北部カチン州のジャングルの民家で食べた納豆卵かけご飯。
旅に出かけたのはノンフィクション作家の高野秀行さん。高野さんは、1966年、東京生まれ。1989年、早稲田大学・探検部の活動を記した「幻獣ムベンベを追え」で作家デビューしました。
『誰も行かないところに行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかし
く書く』のがモットーだそうです。
著書も数多く、2013年、「謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プラントランドと戦国南部ソマリア」で、第35回講談社ノンフィクション賞と梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。そして「謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉」をお書きになりました。
納豆は「トナオ」というのだそうです。せんべい納豆、蒸し納豆、納豆味のタレに野菜をつけて食べる「ナッピング・トナオ」タイのシャン族は、納豆をせんべいのように薄くするのだそうです。
あまりにも面白く興味がわき、ラジオにお招きし直接お話しを伺いました。スタジオには薄いせんべいのような納豆を高野さんが焼いて持参してくださいました。(写真に写っているもの)
スタジオ内は香ばしい納豆の香りがします。
インドとミャンマー国境の山岳地帯にあるアジア最後の秘境「ナガ族のエリア(元・首狩り族)にも納豆汁があり、納豆は味噌とダシの代わりに使われているとのこと。
そして、「日本の納豆」を探し求めての旅がはじまります。
私のイメージする「日本の納豆」は稲藁に包まれた納豆・・・が思い浮かびますが、最近は中々見かけなくなりました。それは何故?岩手や秋田、そして京都の山深い集落へ・・・・と、納豆の奥深さに感動しました。
2週にわたり放送いたしますのでお聴きください。そして写真も載っている「謎のアジアの納豆」をお読みください。食文化って素晴らしいですね!
「浜美枝のいつかあなたと」
文化放送 日曜10時半~11時まで。
6月12日 19日の2回です。
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