盛岡への旅

先日、北日本銀行様のお招きで盛岡に行ってまいりました。
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『きたぎんレディースサークル連絡協議会』の主催でした。
ホテルの会場には220名ちかい女性の方々が出迎えてくださいました。
やはり、”女性同士”始めてお目にかかる気がせず和やかな雰囲気の中での講演会でした。テーマは「明日を素敵に生きるには」です。
今日11月20日は私の72歳の誕生日です。
しみじみ思うのですが、「誰かの助けになることを考える前に、誰かのためになること」を考えるほうが、前を向く行動になるように思います。そう、今日(こんにち)の私の足元を照らし、導いてくださった先輩たち。そんな”人との出逢いが宝もの”としみじみ思います。そんな出逢いのお話をさせていただきました。
子育て時代には「早く家に帰らなくては」と慌しい思いもすることもありましたが、4人の子どもたちが、みな社会に巣立った今は、旅の仕方も少し変わってきました。
これまでのように早く移動して・・・・・ではなく、それぞれの土地が持つ味わいを楽しみたいという気持ちが強くなってきたとも感じられます。
仕事で出かけるときにも、時間がゆるせば前日にその土地に入り、町や村を歩いたり、名所旧跡を訪ねたり、市場に寄ってみたり。夜には地元の居酒屋にふらりと立ち寄ったりすることも増えてきました。
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今回は盛岡。
まず最初にすることは巡回バスに乗って一巡り。
盛岡は何度もお邪魔しているのですが、農村部が多く街中は数回です。盛岡都心巡回バス「でんでんむし号」は駅前から右回り、左回りと、15分間隔で出ています。1乗車100円、1日フリーは300円。お勧めです。行きたい場所はだいたいどこもバス停があります。
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そして歩いて楽しむ街・盛岡。
街の中をサラサラと流れる中津川。このほとりや城址の公園がお気に入りの散歩コースだった宮沢賢治。「モリーオ市」と呼んだ、夢の中の盛岡。花巻市に生まれた宮沢賢治は、多感な青春の日々を過ごした盛岡を『ポラーノノ広場』で(うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎら光る草の波)と描いた夢の中の盛岡。花巻に戻ってからも、賢治は青春の地、盛岡をたびたび訪れたそうです。
この街で恋にめざめ、文学に夢を馳せた石川啄木。
新婚生活を過ごした家も(でんでんむし)バス亭からすぐです。
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中津川をはさんで左岸は、城下町の商人街として栄えた街。周辺の「赤レンガ」の建物は重要文化財です。ザルやカゴ、箒にタワシなどの生活雑貨の店は入り口に箒がきちんと並べられています。江戸時代後期の建物が懐かしく温かみがあります。私は亀の子タワシを買いました。
盛岡名物南部せんべい(私はゴマせんべいが大好き!)、岩手を代表する伝統工芸品・南部鉄器のお店、ムラサキの根を染料につかう「紫根染」の伝統技法でつくられた染物のお店・・・など。
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ちょっとお腹がすいたので「盛岡冷麺」もいいのですが、せっかく新そばの時期(わんこそば)が有名なお店ですが、さすがに私には無理なのでザルそばと出汁卵焼き、アナゴのそば巻き。ほんとうは、ちょっと”冷酒”といきたいところでしたが、がまんしました。そして、中津川沿いには素敵な小さなギャラリーがいくつもあります。産地から直接仕入れている紅茶専門店でほっとひと休み。
橋を渡って右岸へと。
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とても行きたかったお店「光原社」
柳宗悦が提唱した「民藝」。柳と交流を深めた故・及川四郎氏創業の「光原社」。本店同様姉妹店でも『北の光原社』には、織物、陶磁器、漆器、鉄器など全国各地の逸品がそろっています。外国の民芸品もあるのでモダンな雰囲気がします。
陽も落ちかけた夕暮れ、北ホテルの近くの”ナイショ”にしておきたい小さな・小さな喫茶店「KARUTA]で、1杯目はオリジナルブレンド、2杯目は深入りのコーヒーをいただき「でんでんむし」に乗って駅近くのホテルに戻りました。
古都盛岡の情緒が残る町歩き、小春日和の一日でした。
旅は賜る(たまわる)もの。
人に出会い人から恩をいただく・・・遠くにいかなくても、驚きや発見、新たな喜びや感動を覚えることこそが私にとっての旅であり、人生の果実を味わうひとときではないかと今、感じています。
『きたぎんレディースサークル』でお逢いした方々、ありがとうございました。
そして盛岡の街なかで出会った皆さま、素敵な宝をたくさんいただきました。

「盛岡への旅」への2件のフィードバック

  1. お誕生日おめでとうございます❗
    私も胸を張って、年齢を言えるように活きていきたいと思います

  2. ☆のかけらさん
    ありがとうございます。
    年を重ねていく・・・なんだかとても素敵なことのように思えます。
    若かったときには気づかなかったこと、人との出逢い・・・
    それは”いつか別れ”がある、ということが実感できるからでしょうか。
    一日一日を大切に暮らしたいと思います。
    お元気で!
    浜 美枝

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