『ボケてたまるか!』

この度、「ボケてたまるか! 62歳記者認知症早期治療実体験ルポ」をお書きになった週刊朝日編集委員・山本朋史さんをラジオのゲストにお招きしお話をうかがいました。
山本さんは1952年、福岡県のお生まれ。リクルート事件、オウム事件、KSD事件など取材に携わってきた敏腕記者です。その山本さんの認知症早期治療の実体験・300日間の記録です。
今、日本で認知症の方は462万人いて、その予備軍を含めると860万人を超えるそうです。長年、山本さんは活字の世界にいるため、記憶力には自信があったそうですが物忘れがひどくなる。仕事でダブルブッキングをした時にはショックを受けたそうです。きっかけはご自分の責任でペットを死なせてしまい、ペットロスからくる喪失感や無気力感、自己嫌悪。そこから軽い鬱になられたとのこと。そんな山本さんが医療関係者に相談し、大学病院の精神科「物忘れ外来」へと行くのです。
表紙の帯にはこのようなチェックポイントが書かれています。
○ 俳優の名前が出てこない
○ 漢字を忘れてメモが出来なくなる
○ 予定をダブルブッキングした
○ 買ったはずの勝ち馬券を買い間違えていた
○ 認知症かと不安で夜も眠れなくなった
・・・・・こうしてぼくは、「物忘れ外来」に飛び込んだ。と。
う~~ん。
私だって漢字は出てこない、人の名前が出てこない、スケジュールは間違えないようにダブルでメモをする。列車のチケットを勘違いで購入する・・・など等。
「これって年を重ねていけば当然よね」なんてのん気に思っていました。しかし、お話を伺っておりますといかに初期にトレーニングをすれば回復するかがわかりました。本人が自覚する。身近にいる人が感じる。友人達が感じる。様々ですが、本人が自覚し早く治療を受けることの大切さを実感いたしました。そもそも「物忘れ外来」があるなんて知りませんでした。
ラジオでは具体的なデイケアでのトレーニングや生活習慣などの見直し、ご家族の理解を得ることなど大変参考になるお話でしたし、御著書は分かりやすく、美術療法や筋肉訓練、日常生活の中からのトレーニングなどが書かれています。
「ボケ記者といわれてもいいと告白」しそれを支えた同僚。なんと、週間朝日でルポを連載。同じ悩みを抱えている人も多いと思っての連載、出版だそうです。
症状はまだ軽いが認知障害の疑いがあると言われた。まだ認知症まで進んでいない。しかし、このまま放っておくと数年後には症状が進んで認知症になる可能性がある。恐ろしかった。危機一髪だった。
(はじめより)
去年、大きな国際会議でオープニングスピーチをなさったとのこと。そう、他人事ではありませんよね。ご興味があったらご本を読んでください(朝日新聞出版)。そしてラジオをお聴きください。
文化放送「浜 美枝のいつかあなたと」
2月8日(日曜)10時半~11時までの放送です。
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「『ボケてたまるか!』」への9件のフィードバック

  1. 浜様
     本当に、老いていく中での認知症は避けられない事も有ると思いつつ、何とか、日々の生活を少しでも元気に過ごせるように鼓舞したり
    していますが。 少しでも遅らせる事が出来たら幸いですね。
     明日の「かながわ里地里山シンポジウム」で浜さんのお話しをお聴きするのを、楽しみにしています。本当に色々ご活躍で、元気を頂いています。
     東京駅ステーションギャラリーも、行って来ました。多くの方の努力、最初に携わった方達に現在の東京駅を見せて上げる事が出来たらと思いました。
       寒い中、どうぞお身体ご自愛下さいますように。
                                       郁代

  2. 郁代さま
    ダイアリーごらんいただきありがとう存じました。
    そうですか、東京ステーションギャラリーにおいでになられたのですね。
    たしかに最初に携わった方々に見ていただきたいですね。多くの方の
    想い、情熱があってできたのでしょうね。
    明日の里地里山の講演・シンポジュームにお越しいただけるとのこと
    嬉しいです。それこそ、大勢の方々の努力で神奈川の里地里山が
    守られております。美しいそうした景観を次ぎの時代に私たちは
    きちんと手渡していかなければ・・・と思います。
    昨日のミゾレ混じりのお天気が、今日は青空が広がり「箱根やまぼうし」
    に30名近い方がお越しになられ楽しいひとときをご一緒いたしました。
    ぜひ、こちらにもお遊びにお越しくださいませ。
    展覧会やコンサートも致しております。「やまぼうし」HPでご覧ください。
    寒さ厳しい折から御自愛くださいませ。
    浜 美枝

  3. こんにちは
    老いることは避けられないことですが
    出来たら健やかに楽しく年を重ねて行きたいですね
    健康に少しでも不安が生じたらやはり早期に診て貰うことは
    大切なことだなと思いました
    いつまでも元気でお洒落をしたり趣味を持ったりして
    過ごして行けたら幸せですね
    明日の公演、大変残念ですが行くことが出来ません
    公演場所は私の家のすぐそばなのに…
    昔、あのあたりは畑や田んぼが多くて
    主人の実家も農業をしていました
    それが年々土地開発が進み近代的になって来ました
    窓から緑豊かな山々が見えていたのに…
    生活は便利になりましたが寂しい思いもします
    明日の公演素晴らしいものになるようにお祈りしています
    郁代様も楽しんでこられますように^^

  4. 浜様
     今日の「里地里山のシンポジウム」での基調講演のお話し、とても
    心に残りました。
     
     沢山の出会いの中、奥三面のお話しには涙してしまいました。
    自分たちの事よりも、子供達の幸せの為ならと肯定的に考えられる
    も凄い事ですね。  そしてそこに通われた、浜さんも凄い事だと
    思いました。
     
     奥三面に限らず、様々な土地での出会いを大切にされている事と
    と思います。大切な財産になっているのではと思います。
      思いがけず、お帰りの時にお会い出来、嬉しかったです。
    一緒に居ました友人が、「やまぼうし」に連れて行ってくれました。
    3回程、お邪魔しました。又、伺える日を楽しみにしています。
    いつも、イベントの案内を有り難うございます。
      私事ですが、私も1943年生まれで、学年は1学年私の方が
     上になります。  そして両親は小田原生まれです。変わらない
    小田原の雰囲気をいつも好ましく思っています。
     凛とした寒さの中、箱根のお宅に戻られた事と思います
    今日はお疲れさまでした。 そして有り難うございました。
                                  郁代

  5. 浜さん
    近藤雅彦と申します。昨日「かながわ里地里山シンポジウム」で久しぶりに遠くからご尊顔を拝顔致しました。変わらぬ若さと探究心の豊かさに元気をいただきました。
    およそ25年くらい前でしょうか私が以前勤めておりました富士フイルムで催しました「お母さんの発見セミナー」で何度かご一緒させていただいたことがございます。沖縄の夜のダンスは今も記憶にあります。同じ歳という事で親近感もあり浜美枝さんのお人柄に惚れておりました。その後、定年と同時に昨年100歳でなくなる母の介護に付き合い、ボケることの実態を目の当たりにし、問題の大きさを痛感したりもしました。
    少し時間的な余裕もでき、もう一度お目にかかりたいとも思っています。「やまぼうし」をおたずねしようと思うのですが、どのようにすればよろしいでしょうか。ご在宅のご様子、可能ならばご連絡をお願いいたします。
    最後に、どうぞ今後もお元気でご活躍されますことを心より念じております。

  6. tomokoさん
     ブログへの投稿ありがとうございました。
    そうですか、あの新百合丘の辺りもかつては畑や田んぼ
    だったのですね。今はすっかり開発されて帰りの駅周辺も
    人、人・・・人でした。便利になったのですね。
    今回の「里地里山」でのシンポジューム、会場はいっぱい
    でした。皆さんがそれだけ”残さなくてはいけない”との思い
    が強いことを実感いたしました。
    開発も大切ですが、荒廃していく自然をどのように守って
    いくのか・・・私たちに与えられた大切なテーマですね。
    私自身よい勉強になりました。
    寒さが厳しいです。
    御自愛くださいませ。
    浜美枝

  7. 郁子さん
    シンポジュームへのご参加ありがとうございました。
    偶然ですね、ロマンスカーに乗るまでの時間古くからの友人と
    お茶でも、と思い入った喫茶店でした。偶然お会いでき、ご主人さま
    友人の方にもお目にかかれました。
    郁代さんのおっしゃると通り、これまでたくさんの旅で素晴らしい人生の
    先輩に出会ってまいりました。人生を歩んでゆく時”足元を照らして”くださいます。
    これからも旅を続け、人との出逢いを大切にしてまいりたいと思います。
    ご両親さまが小田原御出身なのですか。
    私の旅の玄関口、素敵な街ですよね。
    次回お目にかかれますのを楽しみに致しております。
    ご主人様、ご友人の方に宜しくお伝えくださいませ。
    浜美枝

  8. 近藤雅彦様
    ご無沙汰致しております。
    ほんとうにお懐かしゅうございます。
    富士フイルムの「お母さん発見セミナ」は一枚の写真の大切さを
    お母さまたちと共有し、当時まだ珍しかった「お子さんずれ」で
    参加していただき、会場横に託児室を設けてのセミナーでしたね。
    近藤さんはじめ富士フイルムの方々と全国を巡って開催された、
    私にとって30代後半から40代にかけての貴重な経験をさせて
    頂いた素晴らしい企画でした。
    沖縄のこともよく覚えております。
    緊張感の中にも素晴らしいチームワークで全国の子育て中のママたち
    の応援団になれた企画でした。
    近藤様、シンポジュームにお越しいただいていたのですね。
    同じ年の近藤様。お母さまの介護、ご苦労さまでした。
    お母さまは近藤様に介護され天寿を全うされたことでしょう。
    これからはご自分のための時間ができましたわね。
    「箱根やまぼうし」では色々な催事を致しております。
    私が参加するものもございます。
    「箱根やまぼうし」のHPをご覧ください。
    6月14日(日)は落語会です。柳家三三師匠の独演会。
    終了後師匠を囲んで美味しい食事もございます。
    もちろん私も参加し、皆さんをお迎えいたします。
    それ以前も展覧会はいろいろ企画しておりますが、
    「ギャラリートーク」のある日は私もおります。
    いつかお目にかかれますのを楽しみに致しております。
    お寒い日が続きます。
    お身体御自愛くださいませ。
    浜美枝

  9. 浜美枝さん
    早速のコメントありがとうございます。読みながら、直接浜さんの声を聴いているようで、とても懐かしく思いました。6月14日伺わせていただくよう申し込みの手配をいたします。
    何の趣味も持たないで過ごした会社生活でしたが、2006年退職後、母の介護とともに、これまで足を踏み入れなかった未経験の分野に少しづつ勇気をもって見聞を広めております。
    不得意分野ながらHPも作りまして、見聞録をしたためております。お暇なときにご一瞥ください。http://members2.jcom.home.ne.jp/4620945101/
    いよいよ厳しい寒さに向かいます。どうぞご自愛下さい。

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