「Rana Chalabi展 OUDの奏~楽隊とともに」


箱根の森の中に家を建てて、もう40年になろうとしています。
ここでは日時計がなくて、年時計があって、春が来るたびにひとまわりするような大きな時計に支配されているような感覚があります。
淡い春の訪れが、樹々の色みの変化で知らされます。
若葉がチラッと目につく前に、全山ぼおっとうす赤くなるんです。
芽吹く前に一瞬の恥じらいを見せるかのような、こんな季節のひとときが好きです。
箱根やまぼうしでの展覧会やコンサート、落語会などたくさんの方々がお越しくださいます。そして、四季おりおりの季節を楽しんでくださいます。
春の「Rana Chalabi展 OUDの奏~楽隊とともに」のお知らせです。
皆さまは中東を代表する楽器・ウード(OUD)ってご存知ですか。
リュートや琵琶の祖先とも言われアラブ音楽にはかかせないウード。
その音色を一度聴くと、その旋律に魅了させられます。
そのウードに合わせて踊る美しい女性の壁画もあるそうです。
エジプトではこのウードのヒエログリフ(神聖文字)を「美しい」=「NEFER(ネフェル)」と呼んだとか。
今回の展覧会はシリア系レバノン人のRanaさんの作品で、静寂の中にも躍動感が溢れています。白黒で表現されている絵には、なにか・・・日本の「禅」の世界を想像いたします。彼女の「平和への祈り」がメッセージとして伝わってきます。
会期初日にはRanaさんをレバノンからお迎えいたします。
そして初日4月19日(土)は日本では数少ないウード奏者、常味裕司さんのスペシャル・コンサートをお楽しみいただけます。
常味さんはチュニジアに渡りアラブ世界を代表するウード奏者のアリ・スリティ氏に師事し世界中で演奏活動をなさっています。
箱根の森の中、春の訪れを絵画と音楽でご一緒しませんか。
同時開催としてエジプトの大地の色で染められた綿織物のテーブルクロスや
クッション等も展示いたします。
詳しくはホームページをご覧ください。
初日は私もご一緒させていただきます。
お越しをお待ち申し上げております。
http://www.mies-living.jp/events/2014/0419rana.html

「「Rana Chalabi展 OUDの奏~楽隊とともに」」への1件のフィードバック

  1. 昨年、うちのお施主様(NeferGallery様)が表参道ヒルズのギャラリー同潤会で「Rana Chalabi 展 エジプトから The spiritual Art with sound and Dance」という展覧会を開催しました。
    その展示台を造って欲しい、折りたたんで持ち運びができるもの、というご依頼を頂きました。
    持ち運びができるものということで、うちの社長が頭をひねりにひねって分解可能な桐の台とテーブルを造りました。
    朝の9時前の表参道って、なんか気持ち良いんですね!
    意味も無く胸がワクワクしました。(田舎者だからかな!)
    パワースポットの一つだと聞いたことがあります。
    その後、うれしくなること事が続いたりして、
    案外 本当かもしれませんね。(単純ですね、私って・・・)
    ちなみに、NeferGalleryとは
    エジプト及びその近隣諸国に住む貧しい子供達、女性たちの支援を目的に、ホームページとオンラインショップにてエジプトの質の高い手作り品等を紹介するギャラリーです。
    その収益金の一部をエジプトの施設に寄付をする活動をされています。

コメントは停止中です。