『箱根三三落語』へのお誘い


皆さまも夢中になれる趣味をお持ちだと思います。
私はここ10年近く、落語に夢中です。
落語家はしゃべりとしぐさだけで、舞台の上にドラマ世界を作り上げるのですが、登場人物の持つ空気感というものがじんわり伝わってきます。
その人物像、時代背景、場所の雰囲気、人々の息遣いまで感じ取れるのです。
普段はパソコンとにらめっこをして、また当日券を求めて窓口に並ぶこともあります。何がこれほど私を夢中にさせてくれるのでしょうか。
落語の八つぁん、熊さんの世界は今の時代にも通じます。
人々の暮らしのさんざめきや、あちこちのおかずが入り混じったような夕方の匂いなど、長屋暮らしだった私の子供時代を思い出させてくれます。
人生のすべてがあるともいわれる落語の笑いの中には、人間に対する優しさのようなものがあります。だからこそ、大人が心からわらえるのではないでしょうか。
そんな落語を我が家で聴きたい・・・見たい。
それがきっかけで 「箱根三三落語会」が生まれました。
古民家で落語。
おかげさまで第6回を迎えることができました。
三三師匠の落語には、柳家小三治師匠の伝統を踏まえたうえで、なんとも表現の仕様のない洒脱でいて暖かく、ときめきます。
あらゆる社会問題が高度化し、複雑な時代。
“笑いの大切さ”を感じます。
一度、落語を聞きにお出かけになりませんか。
そして、落語を堪能いただいた後は、師匠を囲んで、平塚を中心に湘南・西湘地域で取れた新鮮な野菜やお肉、そしてお魚をふんだんに使ったカジュアルフレンチをお楽しみください。
古民家の木の温もりに包まれながら、美味しいお食事と三三師匠との素敵なひとときをご一緒できたら幸せです。
お越しをお待ち申し上げております。
詳しくはやまぼうしのホームページをごらんください。
http://www.mies-living.jp/events/2013/1214rakugo.html