京都・相国寺へ

暦の上では8日から秋になりますが、実際は一番暑い夏の日。
それでも、ふと山は秋が近づいていることを感じさせてくれます。
そんな真夏日の早朝、京都・相国寺にお邪魔してまいりました。
座禅をくんだあとの皆さまの前で6時からお話をさせていただきました。
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畳の講堂に座る方々の清々しいお顔を拝見しながら、緊張は致しましたが皆さまとのご縁に感謝いたしました。
6日は広島で、本日9日は長崎でそれぞれ平和記念式典が行なわれます。
太平洋戦争が終わって、今年で68年。
夏の盛りに、戦争は終わったのですね。
蝉の鳴く境内を歩き、美しく咲く蓮の花を見ながら講堂へと向かいます。
世界で唯一の核被爆国として、平和への祈りを捧げ、平和への思いを深く考えました。
そして、人と人との出逢いの素晴らしさを改めてからだで受け止めました。
臨済宗相国寺派大本山・相国寺
法堂(重文)は桃山時代の遺講で我が国最古の法堂、入母屋造りの唐様建築で本尊釈如来は運慶作です。
豊臣秀頼によって再建されたもので、現存する法堂の中で最古のものだそうです。
話を終え、お粥をご馳走になり法堂にお参りさせていただきました。
天井には狩野光信によって描かれた龍の図がそれは見事です。
「鳴き龍」として有名です。
手を叩き、その音に心静まり感動の瞬間でした。
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前日に見た相国寺・承天閣(じょうてんかく)美術館で開催されている「伊藤若仲の名品展」も素晴らしかったです。若仲に多大な影響を与えたお寺さん。
鴨川の流れが朝の陽射しに反射してキラキラ光っていました。
そして町を見守るように、しっとりと四方を取り囲む山々・・・
初秋の到来が待ちどうしい京都の二日間でしたが、大きな希望ももたらしてくれた旅でした。講堂でご一緒した皆さま・・・ご縁をありがとうございました。