土楽展

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5月26日から、我が家の「やまぼうし」で土楽展を開催します。
土楽窯は三重県伊賀の里に七代続く伊賀焼の窯元です。
「生活と仕事が分離したところに、美しいものは生まれない」
と、七代目当主・福森雅武さんはおっしゃいます。
福森さんの土鍋に出会ったのは、かれこれ30年ほど前のこと。
白洲正子さんのお宅に招かれお邪魔したときのことです。
尊敬する憧れの方、晩秋のころの武相荘の玄関には秋の野の花が
大きな壷に活けられ、私を暖かく迎えてくださいました。
やがて夕食になり囲炉裏には炭がおこされ、日本酒で乾杯。
そして、炭火の上に置かれた美しい土鍋。
白洲正子さんにして「新しい茶人」と称された福森さん。
黒い土鍋はまさに『用の美』そのものでした。
その夜の鍋は京都から取り寄せてくださったカモ鍋でした。
伊賀の自然を感受し、花を生け、料理をし、骨董を愛でる
福森さんの暮らし方には憧れます。
福森さんの窯で、ひとつひとつ丁寧に作られた鍋や器たち。
暮らしに幸せをもたらしてくれる数々の作品をどうぞご覧ください。
そして5月27日はもう一つ、私が楽しみにしているイベントがあります。
私が『世界一美味しいリゾット』と思う、日本を代表する北イタリア料理の
シェフ・室井克義さんにお願いしてしまいました。
「シェフ、福森さんの素敵な土鍋でシェフのリゾットが食べたいです」・・・と。
「お~いいですね、それではスプマンテでしましょう!」ということになり、シェフが懇意にされているワインショップのアルベロ・ジャパンさんにご協力いただきました。
なんとこの頃は、イタリア・スプマンテの最高峰、フランチャコルタの造り手として名高いワイナリーである「ラ・モンテイーナ社」の方が来日されているとか。
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『室井シェフの土鍋リゾットとスプマンテを愉しむ会』
“生産者”と”料理人”のマリアージュが実現しました。
飲んで、食べて、おしゃべりして・・・。
これはバスをしたてて、皆さんに東京からお越し頂きたいとの思いで企画いたしました。限定30名様ですので、残りわずかですが、ご興味のある方はホームページへとアクセスしてください。
「箱根やまぼうし」での様々なイベントを通して”人に出逢う”幸福をしみじみ感じるこの頃です。
 
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