伊勢神宮・初詣

お伊勢行きたや伊勢路がみたい
せめて一生に一度でも
と謳われたように、特に伊勢から遠い関東や東北、九州の人々にとって、お伊勢さんへは一生に一度はぜひ行ってみたい特別な場所でした。
今年、平成二五年秋はいよいよ第六二回『式年遷宮』です。
2000年間鎮守の森とともにある”お伊勢さん”は、私たちの心のふるさとです。
昨年もお参りしたのですが「海から朝日を拝み、お伊勢さんに行きたい!」と思っていたところ素晴らしい企画がありました。「飛鳥Ⅱで行く伊勢志摩~初詣クルーズ」です。さっそく友人達にお声をかけ総勢13名で参加いたしました。
陸から行くお伊勢詣も素晴らしいですが、おだやかな伊勢の海からのお参りも素晴らしかったです。 
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横浜港を正午に出港し、翌日が初詣。
船内では友人達との楽しい語らい。
日頃はのんびりと、おしゃべりをしたり食事をご一緒したり・・・といかないのですが、この2泊3日の旅ではさらに友情が深まりました。
コースは二つに分かれ、
「伊勢神宮初詣(内宮)とおかげ横丁散策」
「伊勢神宮参拝(外宮)と夫婦岩」
です。
昨年は陸から、夫婦岩、外宮、そして内宮へと参拝しました。
今年はゆっくり 豊受大神宮(外宮)にお参りしたかったのです。
豊受大御神は天照大御神のおめしあがりになる食物の守護神であり、私たちの生活をささえる一切の産業をおまもりくださる神さまです。
毎日朝夕の2度、神さまにお供えする食事はすべて手作り。
お田植えから始まる米、塩、醤油、野菜そして海の幸。
毎朝おこした清浄な火で調理されます。
私の住む箱根には箱根神社があります。
月三回のお参りは清々しい早朝のお参りです。
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旅の多い私は行く先々で”鎮守の森”を探します。
神社の森を、大地を鎮めるという意味で鎮守の森というのだそうです。
旅先での緑の山々や清らかな川、そして美しい風景は、懐かしさや心を癒してくれます。
その一番大きな鎮守の森が伊勢神宮ではないかしら。
風を受け、木に触りそこに神さまを感じる・・・
それは日本に古くからある八百万神の信仰なのでしょう。
大自然の中に神さまがいらっしゃる・・・と旅をしていて感じます。
『式年遷宮』の年、どうしても行きたかったところが「せんぐう館」でした。
どうして20年に1回神さまはお引越しされるのかしら・・・?と思っていました。
全てを新しく造り替え、ご神体を新宮に遷すのにはいろいろな説がありますが、私は「永遠の匠たち」の展示室を見て納得できました。当代を代表する匠たちの最高の技を伝承していくこと。木目の美しい檜材をつかった外宮殿舎配置模型など、息をつめて見入ってしまいました。我が国の伝統工芸が全てこうして後世に継承させるのには最適な年数なのでしょう。
もう一点は『原点回帰説』。
旧暦でおよそ20年、個々の人生(歴史)において、社会的に20年を一区切りとして新しい転換期が訪れるという人生観に基づき、一つの時代ごとに生命が更新されるという説。
私はまず、この二点が納得できるものでした。
下宮をお参りされたら、ぜひお勧めです。
冬から春へ・・・立春「二月 如月」は新しい”とし”が始まります。
“立春大吉”
毎年二月十七日は宮中や全国の神社で「祈念祭」が行なわれます。
来月もう一度、お伊勢さんにお参りしたいわ・・・と思いつつ神々しい空気が感じられる式年遷宮が行なわれる伊勢神宮を後にしました。
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最後に、二見浦の夫婦岩へ。
二見の名の由来は、倭姫命が天照大神の鎮座地を求めて諸国巡幸した折にこの土地に立ち寄り、その美しさに何度も振り返り見たためとも言われています。
この岩の間から眺める朝日はそれは美しいそうです。
近くの御塩浜では今日でも、海の恵みの御塩づくりが行なわれています。
『飛鳥Ⅱ 伊勢志摩 初詣クルーズ』
朝日を拝みながら横浜港へと入港し「日本人の心と祈り」の旅を終え、清々しい新年の幕開けです。
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