石川梵写真展 「人の惑星」

素晴らしい写真展に行ってまいりました。
石川梵写真展「人の惑星(ほし)」です。
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石川さんには以前に文化放送「浜美枝のいつかあなたと」にもご出演いただき素晴らしいお話をうかがいました。
石川さんは1960年のお生まれ。
AFP通信社、東京支局のカメラマンを経た後、フリーランスになります。辺境の民と、その祈りの世界をライフワークにこれまで撮影してきた国々は60ヶ国以上。「ライフ」や「パリマッチ」をはじめ、国内外の主要誌で作品を発表しています。
1997年に発表した写真集「海人(あま)ザ・ラストホエール・ハンターズ」では、日本写真協会新人賞。2012年度日本写真協会賞作家賞を受賞なさいました。
また、インドネシア・レバンタ島の村人が銛(もり)一本で鯨を仕留める姿を綴った「鯨人」を去年出版され、読者を(私も)興奮の世界にいざなうと評判を呼びました。石川さんが19年もかけて取材した、インドネシアの東にあるレバンタ島は、日本から5000キロも離れていて、到着するのに最短でも3日かかるとか。島の大きさは沖縄本島くらいだそうです。そこのラマレラ村で暮らす人々が、銛一本で鯨を仕留め古くからの生活を守っています。そしてクジラ漁の撮影に成功してから「クジラの心」を撮りわすれていたことに気付き、また村へと出かけます。命がけの取材だったそうです。
そして、石川さんは、去年の東日本大震災で、震災の翌日から現地に入り2ヶ月間取材を行いました。
「THE DAYS AFTER」では、「いったい何でこんなことになったのか。神の怒りか、自然のきまぐれか、地球の怖さをだれよりも知っている自分が、目の前で繰り広げられた光景を受け止めることができなかった。」と語っております。
ニュースカメラマンではなく、ジャーナリストとして「静かに永く、この出来事を後世に伝えたい」と今でも現場に通っています。
今回の展覧会は「人の惑星(ほし)」です。
魂が揺さぶられるような、心をわしずかみにされるような・・・しかし心が温かくなるような写真展です。石川さんはおっしゃいます。
「荒ぶる地球と、それに対峙し、生きてきた人間。実はそれは、今回の震災にも通じるものです。地球とはどんなに恐ろしく、優しく、人間は自然に翻弄されつつも、こんなに強い生き物か、その先にある祈りの心まで一緒に見つめてほしい。そんな願いを込めた今回の写真展です」と。
『石川梵写真展「人の惑星(ほし)』 
2012年5月8日(火)~6月13日(水) 
キャノンギャラリーS 
開館10時~17時30分 
休館・日曜・祝日
入場無料   
品川駅から港南口に出て右手に真っ直ぐ進み徒歩
約8分ほど、右手のキャノンビルの1Fです。

「石川梵写真展 「人の惑星」」への1件のフィードバック

  1. 浜さん、ありがとうございます。
    もっとお話したかったのですが、できなくて恐縮です。
    また、お目にかかる機会を楽しみにしています。

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