大地の恵み

札幌に住む友人から「じゃが芋」が届きました。男爵&メークイン。
“わ~ぁ美味しそう”・・・と蓋を開けたら、北海道帯広市・美栄町外山農場からのじゃが芋でした。
まず目に入ったのが「ゴムの手袋」!でした。
まあなんて、ご親切に、でもなぜ?
「大地の恵みに添えて 2011 晩秋」と書かれたお便りが同封されていました。
「本格的な収穫期を迎えた9月上旬から長雨に始まり、雨、また雨、そして台風15号とおもうように畑に入れず、収穫作業に苦戦を強いられました。乾いた土から堀り起こすじゃが芋とは異なり、土付きの多い産物となり誠に恐縮ですが、同封の手袋をはめ、箱の中でよく土を取り除いてください。来年は、じゃがいもの磨き機を導入し、お手数をおかけしないようにしますのでご了承ください。」
と書かれていました。
有機物やミネラルのバランスの良い土作りをされているご様子。
生産者の方の愛情と大地の恵みを有難くいただく私たち、土は付いていて当たり前です。生産者にそんなご苦労を私たち消費者は強いているのかしら。じゃが芋の磨き機の出費をお願いしなければならないのでしょうか?
貯蔵の方法なども丁寧に記されていました。
なんと優しい外山農場の方々。
皆さまはどう思われますか?
私たちは少し土から遠のいておりませんか?
台所が汚れるからかしら。
手が汚れてしまうからかしら?
コロッケ・肉じゃが・ポテトサラダ・グラタン・・・など美味しくいただきました。
外山農場の皆さま!大地の恵みをありがとうございました。

「大地の恵み」への2件のフィードバック

  1. ジャガイモを剥いた皮を庭に埋たら、発芽して、小さな実が付きました。そのまま埋め戻しておいたら、実が成長しているようです。
    生命の逞しさとか愛おしさを感じながら、見守っています。

  2. 森本功さま
    日々、安全で美味しいものを安心して味わえる・・・。
    それらは命に直結しているのですね。
    その生命力に感謝します。
    一人ひとりの選択が、社会を変えていく可能性を秘めておりますね。
    ”大切なものは、土と太陽の匂いがする”
    向寒の折からご自愛ください。
    浜美枝

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