昨年4月から近畿大学、総合社会学部の客員教授として講義を受け持っています。
前半期、月に2回の講義です。
そして私が最も取り組みたかったフィルドワーク。
机を前にして考えることも大切ですが、机の上の資料には限界がある・・・と常々考えています。
明日の授業は、南日本放送 『やねだん・人口300人、ボーナスが出る集落』を見ながら、集落のあり方、特に今言われている『限界集落』について話し合いをします。
今回のような大震災の津波で崩壊した太平洋沿岸の集落。そして福島原発で避難を余儀なくされて人たち。人間がふるさとへの郷愁、郷土文化への想いなど”人のつながり”を考えます。
そして、昨年同様に授業が終了したら学生たちと三重県答志島に行ってきます。そこには「若者宿」とよばれる「寝屋子制度」が日本で唯一残っているのです。民宿に泊まり学生達との合宿が楽しみです。次回ご報告いたします。
「近畿大学」への3件のフィードバック
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初めてコメントさせて頂きます。
浜さん、2日間お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
今回の旅は、普段の旅行とは少し違って、漁業についてや、答志島の人々の暮らしなど、様々な視点から、ものごとを見ることが出来ました。
そして、ゆったりと流れる時間の中で、とても有意義な時間を過ごせました。
すごく楽しく充実した旅でした。
あと一回の講義と福井県でのフィールドワークしか残されていませんが、すごく楽しみにしています。
では、箱根までお気をつけて帰って下さいね。
ありがとうございました。
初めてのコメントです。
2日間ありがとうございました。
見て、聞いて、触って、嗅いで、味わって、五感をフルに使って答志島を体感させていただきました。
ビデオで見た答志島の雰囲気と実際の雰囲気は全然違っていて驚きました。
機会があればぜひもう一度行きたいと思っています。
講義も残り少ないですが、最後までよろしくお願いします。
荒木さん、波多さん
霧に覆われた箱根の山に戻ってきました。
ちょっと留守にしている間、雨に洗われた深緑の心地良い匂いがいたします。
答志島では意義ある、そして島の方々の優しさにも触れ素晴らしい滞在でしたね。
「現場を歩く大切さ」。
「五感で感じる」ことの大切さも実感していただき嬉しいです。
漁師生活50年のYさんが桟橋でいつまでも手を振って見送ってくださった・・・人と人の絆の大切さを学んだ2日間でもありましたね。
来週の授業も楽しみです。