浜美枝のいつかあなたと ~木の実ナナさん

文化放送「浜美枝のいつかあなたと」(日曜10:30~11:00)のゲストに
女優の木の実ナナさんをお迎えしました。(放送日3月21、28日)
木の実ナナさんは1946年、東京・向島のお生まれ。16歳で芸能界デビュー。72年、劇団四季の「アプローズ」に出演し、本格的にミュージカルの女優の道を歩み始めます。「ショーガール」は大ヒット作品。ほかにも出雲の阿国をモデルにした「阿国」など、舞台やテレビなど幅広くご活躍されています。5月15日からは、ナナさん主演のミュージカル「いかれた主婦」がテアトル銀座で上演されます。
文化放送のスタジオに現れたナナさんは、舞台に備え普段でも”パンク”スタイルとか。「これからギターのレッスンなの!」と。
私はナナさんの大ファンなのです。
詳しいお話はぜひラジオでお聴きくださいね。
ナナさんは、今の年齢になってから「木の実ナナ」ではなく、本名(池田鞠子)に戻る時間を持つようになったと仰られます。頑張り屋さんのナナさん。頑張りすぎて「救急車に乗った回数ナンバー1の女優」と言われているとか。
同じ東京・下町生まれということもありますが、ナナさんに親しみを感じるのです。そして、なんと”チャーミングな女性”・・・なのでしょうか。ナナさんは素敵に齢を重ねてこられました。力強さ、優しさ、妥協を許さない信念、それでいて愛らしい。
でも・・・ナナさんは、これまでの人生たくさんの問題をくぐり抜けてきたのではないかと想像します。舞台の後など、魂の抜けた人のようになり、茫然自失していまうこともあるでしょう。
私自身、同じ世界に身をおいた人間として想像するしかないのですが・・・
そんな時、どのように心の泡立ちを静めるのでしょう。
“太陽のような人”、”ひまわりの花のよう”・・・とも言われます。
でも、私はナナさんは「野に咲く”ひなげし”のよう」とその日感じました。
いつだったか、スイスをローカル線に乗って小さな駅に降り立った時、一面の麦畑が広がる風景の中で、”ひなげし”がポーン・ポーンと音をたてて咲いていたのです。野にあるひなげしは、一輪一輪が違う顔。一輪一輪が毅然と立っているのです。野にあるひなげしを切って生けると、どの花もしらんぷりして、光の方向を見て同じ顔。やはり、野にあって素敵な花なのです。
ナナさんってそんな女性(ひと)だと思いました。
あとはラジオをお楽しみくださいね。
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